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飲食店は、様々な機能を持ち合わせた空間ではありますが、やはりメインとなる機能は、
「食べる場所」ということになります。ですから、「料理」が「不味い」とどうしても売れない可能性が
高くなります。ただし、これが飲食店経営の難しいところでもあるのですが、「単に美味しい」だけでも、「売れる」とは限らないのです。
例えば、30代以上のサラリーマン層をメインターゲットにしているお店で、「魚」を主体とした居酒屋を
やっているとしましょう。このお店で、いくら美味しいマグロを使って、「マグロのカルパッチョ」のような
創作系の料理を提供しても、お客様は喜ばないのです。
なぜなら、メインターゲットが「30代以上のサラリーマン」ですから、凝った創作系の料理がたとえそれが非常に美味しくても、彼らは、普通に食べて美味しい「マグロの刺身」の方を喜ぶのです。
そうなるとお客様からすると、「あのお店は美味しいらしいけど、自分達の食べたい商品がない」と感じ
させてしまうのです。
つまり、料理がいくら美味しくともターゲットが求めていないものであれば、あるいは、ターゲットの
ニーズを満たす商品を提供できていなければ、その店には2度と行こうと思わないのです。
ですから、店舗コンセプトが大事になってくるわけで、その中でも得に 「ターゲット」と「利用動機」を
絶えず意識して商品を作ることがとても重要になってくるのです。
自分では美味しいと思っている商品であっても、また、アルバイトが美味しいという商品であっても、
ターゲットの求めているものでなければ、それは「美味しい商品」にはならないのです。商品開発ばかりに目がいってしまうと、どうしても本来の自分達が目指している店舗コンセプトから、ずれてしまう可能
性が高くなります。それが売上低迷を引き起こす大きな要因になります。
このようなことを引き起こさないようにするためにも、絶えず、自店の店舗コンセプト、特にターゲットを
意識して商品を作るようにしましょう。
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