質問内容
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経営者感覚を身につけさせるには?
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| 自社のスタッフのひとりひとりが、私自身と同じように経営者感覚を身につけることができれば、会社自体が強くなると考えています。そのために、どんな教育をスタッフにしていけばいいのでしょうか? |
中西先生の答え
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独立制度を社内に設けることで、「経営者感覚」を身につけさせる!
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社員に対して、経営者の誰もが「経営者的な感覚を持って欲しい」と望みます。しかし、私の経験から言えばそ
れは「絶対に無理」です。
いくら店長が、売上や利益に対してシビアに行動しているといっても実際には「会社から守られた中」で運営を任
されているにしかすぎません。ある意味、これは経営者をやったことがある人しか、この感覚というのは分からな
いのではないでしょうか?
ですから、店長やスタッフに対して、経営者が「経営者感覚」を求めるのは、スタッフに対して高いレベルを求め
すぎということが言えます。この点を十分に意識して、スタッフと接しなければどんどん辞めていくスタッフが増
えていくことでしょう。
飲食店で働くスタッフで優秀な人ほど、「独立」を希望します。自ら経営者となりたいと思うからこそ、仕事に対し
ての取り組む姿勢も違うのでしょう。
そのため、ある程度自分なりに経験したり、資金が貯まると辞めてしまいます。
しかしながら、独立して店を持ち自ら経営者としてやっていくということは簡単にできることではありません。私も
これまでに、こういった人をたくさん見てきましたが、やはり苦労されている人が多いと感じています。
その独立したいという目標、夢を会社が支援する、資金的にも経営面でのサポートもする、といった仕組みが社
内にあれば、「自分も頑張れば、独立して店が持てる」と考え、スタッフの仕事に対しての真剣さも変わってくる
でしょう。
経営者として重要なことは「利益を出すこと」です。利益を出さなければ、店が閉店に追い込まれるからです。店
長であれば、「今月は原価率が2%上がったなあ」なんて、悠長なことは言っていられますが、経営者になれ
ば、2%原価率が上がるということは、利益が2%減るということですから、コスト管理もシビアにならざるを得ま
せん。
もし、社内に独立制度があれば「将来、独立するときのために、毎月○%の利益率を達成するようにしてくださ
い」と言われても、自分のためだと思ってコスト管理や売上管理も真剣に取り組むようになるのではないでしょう
か?
つまり、自分の将来を具体的にイメージさせる仕組みを社内に構築し、そのために今店の売上管理やコスト管
理、そして教育などに真剣に取り組みなさいといえば、仕事への取り組む姿勢を変えることができるのです。そ
うなれば、会社としては非常に強い会社にすることができるでしょう。
独立制度に関しては様々なやり方がありますが、私は「暖簾分け」のような形で、会社である年数働いてある程
度実績を残せた社員は、独立する資格がもらえる。そして、尚且つ黒字の店をそのまま譲渡される。そのため
に、独立したいと考えるものは、会社が給料から天引きし積立し、一定の金額が貯まった時点でそれを譲渡金と
して、直営店がそのまま譲渡され経営者となることができる。
その店のオーナーとなり、あとは自分で支店をどんどん出してもよい。また、その際の銀行取引の際の支援で
あるとか、取引先等もそのまま活用できる。ただし、毎月本部に対してある一定の本部経費を支払う。
詳細はもっと詰める必要がありますが、イメージとしてはこのような感じの独立支援制度であれば、会社側にも
独立する側の双方にメリットがある制度なのではないかと考えいています。
このような制度があることを前面に押し出すことで、人材の採用面でも独立意欲の高い優秀なスタッフを獲得す
ることも可能になるでしょうし、また、スタッフのやる気を高めることもできるでしょうし、何より会社の売上、利益
UPにもつながるでしょう。
スタッフに本気で「経営者感覚を身に付けてほしい」を思う経営者の方は、ぜひこのような制度を取り入れて、ス
タッフに本気で「経営」という仕事に取り組ませるようにしてはどうでしょうか? |
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